
猫は痛みや不調を隠すのが得意な動物です。慢性腎臓病や甲状腺機能亢進症など、シニア期に増える病気は、初期には症状がはっきりわかりにくいことが少なくありません。今回は、健診で見つけやすい猫の病気と、そのサインについてご紹介します。
慢性腎臓病は、水をよく飲むようになった、おしっこの量が増えた、食欲が落ちてきた、体重が減ってきたといった変化が見られることがあります。ゆっくり進行するため、飼い主様が気づいた時にはある程度進んでいることも少なくありません。
甲状腺機能亢進症は、よく食べているのに体重が減る、以前より活発でよく鳴くようになったといった変化が特徴です。シニア期の猫に多く見られる病気のひとつです。
これらの病気は、血液検査や尿検査、血圧測定などを含む健康診断によって早期に発見できることがあります。症状が出てからではなく、症状が出る前に見つけることが、負担の少ない治療につながります。