朝晩の冷え込みが強まる11月は、シニア期のわんちゃん・ねこちゃんにとって、関節への負担が増えやすい季節です。気温が下がると血流や筋肉の状態が影響を受け、関節の痛みやこわばりが出やすくなることがあります。
注意したいサインとしては、ソファや階段の上り下りを嫌がるようになった、歩くスピードがゆっくりになった、立ち上がる動作に時間がかかるようになった、といった変化が挙げられます。猫では、高い所に跳び乗らなくなった、毛づくろいが減ったといった様子が見られることもあります。これらは加齢によるものと見過ごされがちですが、関節疾患や他の病気が隠れていることもあります。
ご自宅でできる工夫としては、滑りやすい床にマットを敷く、寝床を暖かく保つ、無理のない範囲で散歩や運動を続けることなどが挙げられます。体重が増えると関節への負担も大きくなるため、適正体重を保つこともあわせて意識したいポイントです。
また、シニア期は関節だけでなく、内臓機能の変化も起こりやすい時期です。定期的な健康診断で、血液検査などを通じて体の状態を把握しておくことをおすすめしています。
新座どうぶつ病院では、シニア犬猫の健康診断や関節に関するご相談を承っています。気になる変化があれば、WEB予約またはお電話でご連絡ください。