朝晩が涼しくなり、蚊を見かける機会も少なくなってきました。「もうフィラリア予防をやめても大丈夫?」というご質問をいただくことが増える時期ですが、蚊の活動が完全になくなってから一定期間は、予防を継続する必要があります。
フィラリア症は、蚊に刺されることで体内に侵入した幼虫が、心臓や肺の血管に寄生する病気です。予防薬は、体内に入ってしまった幼虫を駆除する仕組みのため、蚊がいなくなったタイミングではなく、その後も一定期間、投薬を続けることが大切です。一般的には、蚊の活動終息から1か月程度を目安に最終投与を行います。地域や気候によって終息時期は前後するため、毎年同じ月で区切らず、その年の状況に応じて判断することが望ましいとされています。
また、狂犬病予防接種については、本来は春(4〜6月)が接種時期の中心ですが、転居や体調不良等でまだ未接種の方は、秋のこの時期にあわせて接種いただくことも可能です。狂犬病予防接種は法律で義務付けられている重要な予防措置のひとつです。混合ワクチンの更新時期が近い方は、あわせてスケジュールを確認しておくと安心です。
今年の投薬・接種状況に不安がある方や、スケジュールを確認したい方は、新座どうぶつ病院までお気軽にお問い合わせください。わんちゃん・ねこちゃんの状態に合わせて、適切な時期をご案内いたします。